
少し前の写真で失礼します。
桜の季節も終盤で、今はかしわ餅の季節ですが、桜餅を。
小金井の名店、三陽さんの御菓子です。
この三陽さんは麩まんじゅうが有名で、
以前、雑誌ananのお取り寄せお土産部門でグランプリを頂いた事もあります。
また、リンボウ先生でおなじみの林望氏も三陽さんのお菓子を絶賛されているそうです。
この桜餅も麩まんじゅうに負けないくらい美味しい。
ほんのり香る桜の匂いに春が感じられます。
目と舌で味わう春の到来です。
残念ながら今年は終わってしまいましたので、来年どうぞ。
次回は麩まんじゅうか柏餅をアップします。
そして、昭和46年の創業以来変わらぬ味として親しまれているお団子。
1本1本丁寧に作られています。
もちもちの食感と香ばしい焼き加減とタレの甘さと
ほどよく合わさって、ついついもう一本と手が伸びてしまいます。
こういう時は渋い緑茶ですね。
もうすぐ新茶の季節ですのでそれに合わせて頂きたい!
種類はみたらし、餡、焼きがあります。
おすすめは午前中に行って、出来立てのお団子を求めてください。
まだ温かいお団子は柔らかくて喉越し良く、
すう〜っと胃の中に収まります。
餡もまた甘さ控えめで上品な甘さです。
お団子好きにはたまらない品です。
これで一本80円なので、通りかかったらついつい買ってしまいます。
一見何気ないお店の風情ですが、逸品のお店です。
場所は先日紹介しました、あいたい屋さんの2軒隣です。
御菓子司 三陽
〒184-0004
住所 東京都小金井市本町2-9-10
電話 042-383-7400
営業時間 9:00-20:00
定休日 月曜日
桜餅について
関東では桜餅は写真のようになっています。別名で長命寺と呼ばれるそうです。
葉は一枚から三枚ほど用いている。
餅の生地は皮を焼いた物。
餡は濾し餡を用いている。
皮は多くは二つ折り、他に円筒型、殊に袱紗折りもある。
中身を葉で被うか皮に沿う葉で包んでいる。
小麦粉を水で延べて熱し固めた生地を作り、餡種を挟んだ生地に桜の葉を被った構成。wikipediaより
写真のように、クレープのような皮で餡を包みます。
これに対して道明寺粉を用い、桜の葉で包む桜餅は関西風と呼ばれています。
道明寺
葉は一枚か二枚ほど用いている。
餅は玉状から扁平なかたち。
餅は弾力と粘りがある。
餅の表は粒味のあるかたち。
餅を葉の筋に沿って包んでいるか両方から葉を合わせて被せている。
道明寺粉を蒸して餅を作り、これに餡を詰め、桜の葉に包んだ構成。wikipediaより
いずれも桜の葉はオオシマザクラの葉を塩漬けにしたものを使います。