
お鷹の道周辺に久しぶりに来ました。
以前はまだこの辺りは整備されておらず、
「おたカフェ」もありませんでした。
国分寺や西国分寺の駅から行くと、
20分弱歩きますし、周辺にはお店らしきものは見当たらないので、
ここで休憩を取るのにちょうど良いですね。
おたカフェのコンセプトは、「史跡の駅」です。
史跡の駅おたカフェは、国分寺市が東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会に委託し、 資料館・庭園のチケット販売、史跡地域の総合案内、等を行う施設です。
また、「まちの駅」の認定も受けています。
まちの駅とは、地域住民や来訪者が求める地域情報を提供する機能を備え、人と人の出会いと 交流を促進する空間施設です。
現在史跡の駅おたカフェでは、NPO地域交流センターが指定する 全国まちの駅の認証を取得しています。
店内には、国分寺で採れた果物を使ったジャムやお土産グッズも販売していました。
また、弁当・食事・トイレ休憩等だれでも利用する事ができるようです。
この日は国分寺産のブルーベリーを使ったチーズケーキと
フェアトレードのコーヒーをいただきました。
写真のようにブルーーベリーが入っている濃厚なチーズケーキでした。
万葉植物園や国分寺の史跡にも行きたかったのですが
これは次の機会にします。
武蔵国分寺跡周辺の案内。
おたカフェを出て、お鷹の道を歩きます。
道の途中にある野菜の直売所 朝取りの野菜が売っています。
この辺りは「お鷹の道湧水群」として、
環境庁の「全国名水百選」に選ばれています。
毎年6月頃には、ホタルが見られます。
この池は真姿の池と呼ばれます。その由来は
平安時代初期、当時絶世の美女と謡われた玉造小町は、業病とされた皮膚の病に冒され、その容色を失い、治療の効なく変わり果てた己が姿に、「御仏の慈悲にすがっても」と意を決し、小町は当地の国分寺を訪れ、薬師如来にぬかづいて一心に祈り続けたところ、三×七=二十一日目に一人の童子が忽然と現われ、小町をとある池の畔に誘い、「この池水にて身を洗うべし」そういいおいて童子は姿を消してしまうが、藁にもすがる想いで小町がいわれたとおりにしたところが、七日にして、元の美しい姿を取り戻した。ーwikipedia より
真姿の池には弁財天が祀られています。
また、「真姿の池」はパワースポットとしても知られているようです。
湧き水の源泉 ちょうどこの写真のあたりから水が湧き出ています。
ここだけでなく、ここかしこから水が湧き出ています。
湧き水の上は「はけ」と呼ばれる標高差約15メートルほどの崖線になっています。
「はけ」は、「まま」、「はば」、「のげ」などとともに崖地形、あるいは丘陵・山地の片岸を指す日本の地形名、日本の古語、現在の方言であり、その地形を持つ日本の地名の読みである。国分寺崖線や立川崖線など武蔵野台地の崖線を解説する際によく聞かれるほか、地名や道路名などに見ることができ、武蔵野地域に多い。ーwikipedia より
崖の途中にある、お稲荷さん。
上から、真姿の池(湧き水方面)を見下ろしたところ。
崖を上がると、都立武蔵国分寺公園方面にでます。
この辺りは緑も多く、武蔵国分寺の史跡や万葉植物園もありますので、
一日中歩いても気持ちが良いところです。
おたカフェ
〒185-0023 東京都国分寺市西元町1-13-6 / 電話 042-312-2878
営業時間:9:00~17:00 (月曜定休) ※月曜が祝日の場合は火曜休みとなります。