
オオシマザクラ系サトザクラの園芸品種です。
八重桜でツボミは淡いピンク色。
花は白色で、花びらは10-15枚程あります。
写真はまだ若い木なので花も大きくないですが、
大輪の花が咲き、大木となるようです。
現在の栽培種の元となっているのは、東京の荒川堤で栽培されていたそうです。
「春すぎて夏きたるらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」
白妙のイメージはこの句を連想させますが、季節的には春よりは初夏になりますね。
淡いピンクの色を帯びたツボミと白い花のコントラストが、
非常に可愛く、凛とした清楚な印象の桜です。