こがねい平和音楽祭2017

今年は9月2日に小金井平和音楽祭2017が開催されました。

どんなときも、世界に平和がありますように。
音楽を通して平和を願う気持ちを一層深めたい―今年もやります!
こがねい平和音楽祭!2017年バージョンです!

会場は小金井アートスポット シャトー2F ギャラリー&カフェです。
出演順に紹介していきます。

オープニングアクトはKoganei Peace Song Projectのお二人でした。

Koganei Peace Song Project

今年もこの日を迎えることができました
この「普通」がずっと続きますように
普通なことが普通に続きますように
シノ
ぐっすり眠れる静かな夜が、世界中みんなのもとに訪れるように。
ゆうじ

マスター木村と尾引浩志が参加して「みんなの9条のうた」を歌います。

2015年、小金井平和の日・市民イベントをきっかけに学芸大生2人で結成したユニット。
率直な平和へのメッセージを込めたオリジナル曲や、同じ思いを持つ仲間の作った曲を歌ってきました。
戦後72年。
あの悲しみを繰り返さないために、あの過ちを繰り返さないために、私に、僕にできることはなんだろう。
あなたにできることはなんだろう。
今日も世界が平和でありますように。私たちがこうして歌い続ける限り、
ずっと続いていきますように

オープニングアクト2番目は

Tear Dry Dance Company(ティアドライダンスカンパニー)

2013年より小金井市を拠点に月2~3回活動。イベントや公演ごとに有志を募り、振付の中にも即興性を活かした作品を発表。ダンサーは年齢、経歴、身体特性がバラバラで不器用ぞろいの踊り好きが集まる。哀しみや悦び、悔しさ・・いろんな涙を流した後、やがて清々しさがやってくる。ダンスを観終えた後、そんなさっぱり爽快感をちょっぴりでも感じてほしい。お問い合わせ:teardrydance@yahoo.co.jp

いよいよ小金井平和音楽祭2017の開始です。
最初にこがねい平和音楽祭実行委員会 実行委員長飯田桂子氏の挨拶で始まりました。

最初の出演者はparallelleap(パラレルリープ)です。

parallelleap(パラレルリープ)

平和を思う気持ちや、
その形は人それぞれです。
それぞれの人がそれぞれ人生を
全うできる世界になればいいなと思います。
まずは自分の周りの人から音楽を通して
何か考えるきっかけになればいいですね
当日は最初に演奏させていただきます!
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。
田村孔一

1989年 広島生まれのユニット。大学内サークルにて結成。歌とギターというシンプルな構成にループミュージックという手法を用いて活動する。ループミュージックとは演奏をその場で録音/再生を繰り返し、時にには子ども達の声、時計の秒針の音など日常の一瞬の音も混ぜて再構成する音楽のこと。まるで2人で演奏しているとは感じさせない深い空間が生み出され、独自の世界観を表現する。

毎日はそれほどドラマチックではないからこそ、繰り返されるその日々の音を丁寧に切り取り、日記をつけるように音楽を作り、歌う。そういった日々の音や、どこかで聞いたような懐かしさを感じられるメロディは、ループミュージックによって柔らかい中に不思議な深みを感じさせる。 official website より

parallelleap official website

次は小金井の人気者、腹話術師いずみちゃんとけんちゃんです。

腹話術師いずみ&けんちゃん

けんちゃん「けんちゃん話すと、子どもたちうれしい。」
いずみ 「そうね〜」
けんちゃん「けんちゃん歌うと、おとなも楽しい。」
いずみ 「そうそう!」
けんちゃん「腹話術できるって、へいわよね〜〜(≧∀≦)」
いずみ 「けんちゃん、うまいうまい( ´ ▽ ` )!」
平和だからこそ、楽しい音楽祭ができる。
私たちの表現の自由は奪われな〜〜い☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:

マスター木村が参加して

1995年から、故・春風イチロー師の元、ロゴス腹話術研究会にて腹話術を学ぶ。
保育園、小学校、高齢者施設や児童養護施設などを回るとともに、
地元小金井のお祭りやイベント、ライヴなどに出演多数。
一児の母。生伴奏でお人形とともに歌も歌う。
相棒のお人形は、けんちゃん。

そして、次はマスター木村

マスター木村

僕にとっての「平和」とは、いつもと変わらない朝が続くこと。
今朝は少し違ったね、でも思い続けること。そんな気持ちで唄います。みなさん、よろしくです。マスター木村

途中、大阪弁紙芝居を挟みつつ(今回はリンカーンでした。)

1989年ロックバンド「チキンダンサーズ」のギタリストとして
テイチク・レコードよりメジャーデビュー。
その後、シェイディードールズ、監獄ロックなどで活動。
2012年頃から、小金井市パフォーマー「マスター木村」として、地域イベントに出没。
小金井愛を歌った『コガネイ寄り道ホリディ』はローカルソングながらyoutubeでPVが2000回以上
再生されている。
2016年1月にスマートソウルコネクションの新CD「ニューアクション」を発売。
2016年7月にフジロックフェスティバルに出演。

次はビッキーこと尾引浩志

尾引浩志

平和という言葉が必要ない世の中を思いつつ、醸すスピードで、歌い続けます。

最初は口琴という楽器を使っての演奏です。

次にイギルとホーメイを使っての演奏でした。

1999年、南シベリアトゥバ共和国に伝わる倍音唱法「ホーメイ」と出会い、
倍音バンドの「倍音S(バイオンズ)」結成。
3枚のアルバムを残し、メンバー脱退によりソロとなる。
2006年度には、NHKの幼児向け音楽番組「あいのて」にレギュラー出演。
その後「あいのてさん」「倍音の森」などのバンドに参加する他、
コクーン歌舞伎などの演劇の舞台での生演奏なども担当、活動の幅は、多岐に渡る。
2016年秋、新バンド「KAMOSU」結成!
2017年夏には1stアルバム「醸」を発表!絶賛醸し中!!
演奏活動の他、各地でホーメイ。口琴のワークショップも積極的に行い、
倍音の魅力を伝承中!

次は金子しんぺいです。

金子しんぺいwith斉藤ちゃくら

「平和」をうたうとき、そこにどんな願いを込めるかが大事だと思うのです。
「平和」憲法を変えようとしている人たちの代わりの草案にも「平和」という文言が出てきます。ですがその「平和」のあり方は賛同できるものではありません。
さて9月2日「平和」音楽祭。
ここで僕は何をすべきなのでしょうか。ただ闇雲に「『平和』であるべきなんだ!」とだけ叫ぶことでしょうか。
思うに僕(ら)が思う「平和」を、生き生きとパントマイムと音楽にのせて表現することだと思うのです。
戦争を知らない若者なりに「僕が考える『平和』とはこうだ!届け!」と叫ぶことが大事だと、僕は思うのです。
当日はスペシャルゲストにピアノ演奏・齋藤やすふみをお呼びし、「平和」を叫びます。僕らの暴れっぷりを見届けていただけたら幸いです。
金子しんぺい

最初は斎藤ちゃくらさんの演奏から始まりました。

こころの動きを、からだの動きで描くパントマイムのお兄さん。
パントマイムを清水きよし氏に師事。舞台のみならず、映像作品・CM・大道芸などに幅広く活動する。
また「パントマイムが子どもの”思いやる力”を育てる。」という理念のもと、
全国の子供達にパントマイムの魅力を伝える活動も精力的に行なっている。
パナソニックCM「衣類スチーマシワ画面編」に出演、
2016年11月には自身初のパントマイム1人舞台
「Moon,moon,moon!」を上演し、好評を博した。

パントマイムのお兄さん金子しんぺい HP

いよいよ最後です、ジンタらムータ。

ジンタらムータ

「戦争」という言葉を語る必要のない未来にたどりつくために、ひいては「平和」という言葉ももはや語る必要がないほど、平和が当たり前の世界になるように、この日も音楽家としてのお役目を果たしたいと思います。
ジンタらムータ こぐれみわぞう

独自の無国籍音楽バンドとして知られるシカラムータの大熊ワタル(clarinet,etc)、こぐれみわぞう(チンドン太鼓、Vo)を中心とするチンドンユニット。
チンドンをバッグボーンに早くからクレズマー、バルカンなど世界の民衆音楽とチンドンのハイブリットに挑んできた。
3・11以降は抗議の場でも積極的に参加、演奏してきた。
また近年は日本ならではのクレズマーバンドとして話題になるなど海外公演多数。
映画「首相官邸の前で」(小熊英二監督)エンディングテーマ担当。
CD「怒りの日」(2014年)など。

CICALA-MVTA HP

セッション

最後は出演者でのセッションでした。

最後に司会は 佐藤優海さん
日大芸術学部放送学科3年です。

司会 佐藤優海

以上、小金井平和音楽祭2017年でした。
来年もお楽しみに!

こがねい平和音楽祭 2015

こがねい平和音楽祭2015 動画

尾引浩志の新バンド「KAMOSU」の1stCDです。

ジンタらムータの大熊ワタルさんがリーダーのベストアルバム

マスター木村が参加しているバンドです。