さくら百花繚乱、色とりどりに咲き始めました。その2

2016年4月6日の武蔵野公園、桜の開花状況、続きです。

前回のブログはこちらです。
さくら百花繚乱、色とりどりに咲き始めました。その1

オモイガワ(思川)

オモイガワも咲き始めました。

武蔵野公園には3本あります。

思川2

思川1

オモイガワさくらは栃木県小山市の「市の花」で、

同市で発見されたそうです。

4月10日にはおやま千本桜まつりが開催されるそうです。

おやま千本桜まつり

思川桜は、昭和29年(1954年)に小山市東島田の思川のほとりにある修道院の庭先で、春秋二度咲く「十月桜」の種子を東大理学部付属植物園元主任の故久保田秀夫先生が採取し、種を蒔いて育てたところ花の様子が違っており、色が濃く花は小ぶりの突然変異でした。
この新種の桜に、修道院のそばを流れているきれいな川のイメージにぴったりとのことから「思川桜」と命名し、学会に発表されたものであり、小山市原産の名桜です。
花弁は10片ほどの半八重咲きで、春にだけ花を咲かせます。
ソメイヨシノと八重桜の中間の時期に淡い紅色の可憐な花が咲き、その枝ぶりもやわやわと優しいのが魅力です。小山市HPより

タイハク(太白)

タイハクも咲き始めました。

武蔵野公園には5本有ります。

日本では絶滅した品種ですが、イギリスの桜研究家により栽培されていたものが、

逆輸入されて普及したようです。

山梨県甲府市では毎年「太白桜まつり」が開催されています。

今年は4月10日に開催されます。

詳しくは太白桜まつり(第6回)をご覧ください。

昨年のタイハクのブログです。
太白桜

太白桜1

タイハクは花径が5cmにもなる大輪の一重で、白花が特徴です。

サトザクラの園芸品種。花弁先端に細かい切れ込みがあります。

樹形は盃形です。

太白桜3

コケシミズ(苔清水)

コケシミズも開花しました。

武蔵野公園には16本あります。

花は中輪、一重咲きで淡紫紅色。

コケシミズ1

コケシミズ2

コケシミズ4

サトザクラの栽培品種。東京の荒川堤で栽培され1916年に三好学が記載、発表した品種です。上野恩賜公園の清水観音堂の横に華やかなヨウコウと並んで咲いています。ヨウコウほど華やかさはありませんが、花弁に切れ込みが見られ淡い紫がかった花色の美しい桜です。桜図鑑より

シロタエ(白妙)

シロタエも開花しました。

武蔵野公園には13本有ります。

花は大輪、八重咲で純白。

昨年のシロタエのブログです。

白妙桜

シロタエ2

シロタエ3

東京の荒川堤で栽培されていたものが、現在の栽培種のもととなっています。

数少ない、大輪、白色の種です。

開花初期はピンク色が残るが、やがて白色になるそう。

シロタエ4

フランスの美しい村を歩く (かもめの本棚)

シロタエ1

ヤツブサ(八房)

ヤツブサ開花しました。

武蔵野公園には1本有ります。

ヤマザクラの園芸品種。花は普通白色ですが、ときにふちが淡い紅色をおびます。

一重咲です。

ヤツブサ1

ヤツブサ2

ヤツブサ3

八房(ヤツブサ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
ヤマザクラの系統の園芸品種である。
原木は茨城県桜川市の雨引観音にあった。
樹高は5メートルから10メートルである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
小輪から中輪で花の色は白く、一重咲きである。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の jamasakura は「ヤマザクラ」のことである。
学名:Prunus jamasakura ‘Yatubusa’

ミナカミ(水上)

ミナカミは満開です。

昨年のブログです。
水上桜

ミナカミサクラ2

ミナカミサクラ1

ソメイヨシノ

今年は開花が早かったものの、寒い日が続き花が長く咲いていました。

快晴の日は4月6日くらいだったようです。

ようやく青空と桜を撮ることができました。

青空と桜色と緑のコントラストが美しい!

ソメイヨシノ1

ソメイヨシノ2