倍音の森ライヴ  カフェスロー 暗闇カフェ

2月19日 国分寺にあるカフェスローの暗闇カフェで

倍音の森のライヴがありました。

ライブが始まるまで少し時間がありましたので

店内の様子を撮りました。

まずは、お店の紹介を少し。

倍音の森ライヴ カフェスロー3

カフェスローは、美味しいご飯やコーヒーを飲みながら、

自然を感じながら、のんびり、ゆっくり、気持ちよく、すこやかな、

幸せな時間を過ごせる場として、2001年にオープン。

2008年に現在の場所に移転して営業中です。

今までになかったコンセプトを打ち出したお店として

今や国分寺を代表するカフェに育っています。

倍音の森ライヴ カフェスロー4

お店の中にはフェアトレードの商品やオーガニックの食材や

天然酵母で作ったパンなど販売しています。

倍音の森ライヴ カフェスロー43

倍音の森ライヴ カフェスロー5

私も国分寺に10年くらい住んでいましたが、

その時はまだありませんでした。

倍音の森ライヴ カフェスロー2

暗闇カフェは、そんなカフェスローを代表するイベントで、

店内の電気を消して、蜜蝋キャンドルの灯りだけで

暗闇演出人と呼ばれる人たちによる生演奏を楽しめます。

今宵の暗闇演出人は倍音の森の4名とダンサーの木村英一さんです。

倍音の森ライヴ カフェスロー1

少し遅れて始まった、倍音の森のライヴは入場行進から始まりました。

題名はありませんが、行進曲のような曲で入場し客席を廻って行きます。

倍音の森ライヴ カフェスロー44

今回はダンサーの木村英一さんも参加です。

メンバー紹介の後

2曲目は ルナさんが歌う 鳩 capriccio

鳩だけでなく、いろんな動物の声が聞こえます。

さながら夜の草原の中にいるようです。

倍音の森ライヴ カフェスロー9

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倍音の森ライヴ カフェスロー13

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3曲目は 星見る少年

蜜蝋キャンドルの灯りが、幻想的な雰囲気を醸し出し、

木村英一さんの踊りがそれを一層盛り上げていきます。

尾引さんのホーメイとイギルとキャンドルの灯りが渾然一体となり

星空の下にいるような錯覚に囚われてしまいます。

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白熱する演奏に合わせて、木村さんの踊りも自在に!

それに絡まる尾引さん、ルナさんの歌声に引き込まれてしまいます。

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ここで第一部は終了して、休憩に入ります。

倍音の森

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客席の様子。

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田嶋さんからコントラバスのガット弦についての説明がありました。

羊の腸から作られるガット弦はふくよかな音を奏で、

尾引さんのイギルは馬のしっぽを束ねた弦を使いますので

同じ動物を使った弦でも、それぞれの音色の違いも楽しめます。

後半は ルナさんを除いた3人で ワレモコウ という曲から始まります。

コントラバスの豊かな音が楽しめる曲です。

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再びルナさんも参加して 夜空ノカケラ

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田嶋さんと木村さんでコントラバスを担ぎ、移動しながら田嶋さんは演奏しています。

圧巻!こんなの見たことありません!

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最後は2曲続けて、途〜michi~ と 祈り prayers

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倍音の森

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ルナさんの厳かな歌声と木村さんの踊りが呼応して、

演奏もクライマックスへ!

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前回にも増して、アバンギャルドな演奏が多かったように思います。

幻想的な灯りの中での生演奏と踊りは、お客さんの五感を刺激し

終わった後も皆さん余韻に浸っていました。

不思議な感覚に囚われながらも、素晴らしい演奏でした。

是非、次回も見たいと思います!

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一緒に行った友人も感動していました!

倍音の森 コントラバスの田嶋真佐雄、アコーディオンの熊坂路得子(るつこ)、うたのLUNA、ホーメイ・口琴・イギル(南シベリア/トュバの民族楽器)の尾引浩志、の4人編成。ソロからカルテットまで、楽曲や個々の持ち味を生かしつつ、豊かな倍音の厚みを感じさせる。

田嶋真佐雄 コントラバス
4弦全て全て剥き出しのガット弦という、稀有なコントラバスを奏で創造的な音楽を求めて、様々なスタイルのミュージシャンや表現者との活動を行っている。 活動は国内はもとより、韓国のタンゴ・ミロンガ公演への招聘や、アメリカで行われた国際ベーシスト協会(ISB)のコンベンションへの招待など、海外での 活動も著しい。現在は、コントラバスソロや、自身のユニット「まさる」や「倍音の森」など、独自の音楽ユニット活動を中心に、様々なセッションを主宰して いる。国際ベーシスト協会会員。著書に、「ジャズベースラインの作り方」がある。 たじままさおのさいと

熊坂路得子 アコーディオン
6歳よりピアノを始め、18歳の時、アコーディオンと出会った。美大在学中、学校行事や 個展などで演奏を始める。現在では、ソロ演奏から、ジャンルを超えて様々なミュージシャン達とのセッションを展開。精力的に演奏活動を続けている。2009年1月に、初めてのCD を全国リリース。同年6月渡仏。2010年には、ロックバンド「GLAY」のアルバムに参加。 「埼玉の音楽家100人」に選ばれている。2014年11月カンボジア王国<ダンルン瞳サンキム>小中学校開校式に出席、演奏。同年12月にはヴァイオリニスト・柴田奈穗とのDUOユニット「トワトワト」の初アルバムをリリースした。 アコーディオン弾き 熊坂路得子 の official Website

LUNA うた
音楽教師の父と箏曲大師範の母のもと、様々な音楽に触れて育つ。“心に響く歌”、“血の通った音”を信条とする。2009年8月1stアルバム 『Everything must change』リリース。2012年5月2ndアルバム『Natural』リリース。近年ではジャンルを超えた様々なミュージシャンとの共演も多く、スタ ンダードの他、オリジナル楽曲の演奏、即興演奏にも力を入れている。ダイナミックかつ繊細、ブルージーでエモーショナルな天性の歌声に恵まれた、存在感の ある歌い手である。 LUNA official website

尾引浩志 ホーメイ、口琴、イギル、歌
ニューウェイブシーンの影響を受け、数々のバンドでボーカル、ヴァイオリンなどを担当。1990年代後半に、南シベリア、トゥバ共和国に伝わる倍音唱法 「ホーメイ」と出会い、“倍音”をキーワードにした音楽活動にシフト、1999年末に“倍音S(ばいおんず)”結成。自らを勝手に「倍音系J-POPバン ド」とカテゴライズし、話題を呼ぶ。その後、メンバーの脱退によりソロとなり、全国を旅しながら、倍音の魅力を伝承。2006年度には、NHK教育テレビ の幼児向け音楽番組「あいのて」にレギュラー出演。番組終了後も、バンド、「あいのてさん」として、全国の子供達に音楽の楽しさを届ける。他にも能の息吹 が現代に蘇る!「シルクロード能楽会」他、多数のユニットにも参加。
倍音S website

木村英一 ダンサー・インプロバイザー

ダンスカンパニー「モノクロームサーカス」にてダンサーとして国内外で活躍。フリーに転向後、ライブハウスなどの非劇場空間で主に即興パフォーマンスを中心に活動。長年の活動で蓄積した即興応用力を買われ、様々なタイプの舞台へ依頼を受ける。創作文楽・狂言の振付やファッションブランドとのコラボレーション作品振付。08年現代音楽作曲家森田泰之進作曲「ko-cho」、11年「DAMARUSANGAGOROGORO」に出演。10年、13年にはアムステルダムでの現地のインプロバイザーとの共演の他即興ダンスWSも不定期に開催している。2014年バーレスクダンサーとしてデビューも飾っている。

カフェスロー
〒185-0022
東京都国分寺市東元町2-20-10

カフェスロー HP